民具木平のキャッチアンドリリース #06 セイフティ・ファニチュア

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メイク編:セイフティ・ファニチュア

友人宅でもそうであったように、たまたまシナのランバーコアがあったのでそれで作るとする。

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寸法通りに切り回します。

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#03スツールの回 でも触れたように箱状のものは取っ手がついていると片手で持ち上げることができるので便利だ。

取っ手穴にもいろいろな形状の可能性があり、本当に持ちやすい取っ手を追求すると、もっと指の輪郭に沿って波打った雲形の形状の方が良いのだが、私は機能と見た目の好みと施工性のいい塩梅なポイントで、独自の寸法体系による長円を用いている。

私は自分の屋号のマークにも用いるほど、長円が好きなのだ。
この穴があると、取っ手にもなるし時には配線孔にもなり便利である。

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組み立て完成。

今回はスピード優先で特に仕口は加工せず、ビスケットジョイントとピンネイルで組み立てた。コーナーガードが施されるし、問題ないだろう。

木地がほぼほぼできたので、次は安全仕上(セイフティ・フィニッシュ)だ。

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購入した安全部材の数々。

今回の箱馬は各面が多様な仕様になるように、取っ手穴は3面のみ施し、残り3面は穴加工はなく、リフレクション仕様の両A面仕様とした。

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安全のため、より視覚的に認知しやすい蛍光イエローの方を貼ることにした。

「安全のため」という芯の通った太いシンプルなコンセプトがあると、とてもものが作りやすい。

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木地の角とテープの芯を揃えて貼ってく。

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貼る向きについては、いろいろ考えたが、特に自我を介入させず「右肩上がり」を採用。

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貼れた。
まずまず光る。

いよいよコーナーガードとアングルを施工。

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気持ちいい。
この画を見たかった気がする。

まずコーナーを固め、その間をアングルで埋めていく。

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アングルの長さ決めはチップソーでカットすることができた。

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接着には、両面テープを選択。結構量が多く予想以上に手間を食う。
ひたすら貼る。

今後テープの耐久性を見定めて、以後テープか糊かを判断しよう。

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一応完成。

リリース編:セイフティ・ファニチュア

とって穴面
とって穴面
リフレクション面
リフレクション面

2-editのコピー

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ご覧の通り仕上には、皆様のさらなる安全を祈願して安全ステッカーを貼付。

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ビックリマンシールっぽい鳳凰の乗ったお神輿のシールと、赤い反射板を貼付しました。

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小学生の時はコロコロ派でした。

タンゴ博士に手紙書いたなあ、送らなかったけど。そんなんばっかの人生だなぁ。
徳田ザウルス先生もいたな。

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谷戸邸へリリースしました。

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気に入ってもらえたようでうれしいです。

民具木平 

東京は江東区新木場を拠点とする現代民具のレーベルです。2011年にスタートしました。
現代民具というアプローチから、生活様式全般を考察し、製品などをご提案。
企画からデザイニング・製作・リリースなどをおこなっている。
http://mingumokuhei.com/

野本哲平
デザイナー。1980年3月生まれ。建築・デザイン・家具の製作等を学ぶ。建築的な思考を軸にラジカセから木工、衣服から都市に至るまで生活への興味は縫い目無しに幅広い。自ら手を動かし素材や構造、作り方や在り方までを模索するニートでナードなデザインを得意とする。主にモノから空間の設計を中心に活動をする傍ら、日々リサーチ活動に励む。2011年に現代民具のレーベル「民具木平」をはじめた。
http://teppeinomoto.com/

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