煙草の害について #03|細倉真弓(八王子)

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サグみのある街、八王子

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ー今もヒップホップがかかってるけど好きなの?

好きです!でも最近はリアーナとアリアナ・グランデしか聞いてません!

ー話していると「サグい」ってワードが良く出てくるけど、サグさとPUGMENTの関係性って?

作っている作品が文化系と思われているところもあるし、実際に頭で考える要素が大きいので、そこを裏切りたいという気持ちがあって。サグさの持つ感情的な側面に面白さを感じています。八王子もそういう意味ではちょっとサグみのある街なのかもしれないですね。

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ー八王子とアトリエにまつわる思い出はある?

大晦日にグラフィックデザイナーの人と一緒にアトリエで作業していたら、すぐ裏にある教会から不思議な音が聞こえてきて。年越しの直前だったので行ってみようってことになって向かったら、ちょうどミサをやっていたんですよ。

それで入ってみようということになって入ったら、想像を超える本気のミサで。みんなで賛美歌合唱してるしものすごくエモい雰囲気に包まれていて、出るに出れずそのまま教会で年を越しました。エモかったです(笑)。

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その後PUGMENTと、合流したグラフィックデザイナーの石塚くんと一緒にシルクスクリーン工場に行き、そこの社長に教えてもらった魅惑の燻製専門居酒屋で脳が溶けそうな燻製とレバーパテを食べた。

お客さんは私たち以外いなかったし、あまりに美味しすぎてもしかしたら夢だったのかもしれないという気持ちにもなるけれど、不思議な幸福感に満たされて八王子にさよならをした。今度来るのはいつだろう。

細倉真弓 / Mayumi Hosokura
1979年京都府生まれ。立命館大学文学部、および日本大学芸術学部写真学科卒業。
主な個展に『祝祭―Jubilee』(nomad nomad、香港、2017)、『CYALIUM』(G/P gallery、2016)、『クリスタル ラブ スターライト』(G/Pgallery、東京、2014)などがある。写真集に『Transparency is the new mystery』(MACK、2016)、『クリスタル ラブ スターライト』(TYCOON BOOKS、2014)など。2017年に『Jubilee』(アートビートパブリッシャーズ)、同年12月に磯部涼と共に手がけた単行本『ルポ 川崎』及び『写真集 川崎』が刊行される。
また、2018年11月にMACKから新しい写真集『CYALIUM』が出版予定。
http://hosokuramayumi.com
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