エルヴィス・プレスリーの大好物で腹ごしらえ
ここです!ファントム!インコが3羽いますよ!
ーセキセイインコちゃんたちだ!人懐っこいわね~あなた~!
(笑)ちょっと休憩しましょう!ちゃんとメニューの一番上に、エルヴィスの大好物のピーナッツバターのバナナサンドがありますよ!500円ですよ!
ーエルヴィスが死ぬ前に食べたという噂のやつですね。
ーいやあアメリカンな感じでいいですね!サリーちゃんって外国人の男性とかもすごい合うと思うな。
それは占い師にもすごい言われました(笑)。手相を見て「あなたはどこの国に行っても生きていけるわよ」って。
ーでもサリーちゃんまだ若いですよね?
24ですね。1993年生まれです。
ーソーヤングじゃん!
ソーヤング!(笑)
ー話を聞いてると、肝座ってるし、賢いし、なんでも出来ちゃいそう!最高だよ。
嬉しい!なんか真理さんに言われるとなんでも出来る気がしてきました(笑)。
ーでもサリーちゃんなら、アーティスト・イン・レジデンスとか、ワーホリもやろうと思えば出来ちゃいますね。
そうですよね、行きたいんです。
ーどこの国に行きたいとかありますか?
一番行きたいのはスウェーデンです。東京で知り合って仲良くなったスウェーデン人の友達がいて。3ヶ月くらい日本にいて帰ったんですけど、それ以降、その子の友達の友達とかが日本に来る度にガイドしてるんで、スウェーデンの友達がいっぱい増えちゃって。
ースウェーデンの基盤が既に出来てますね!
それで今度ロードショーがはじまった『サーミの血』っていう映画を監督している子も、その友達の友達で。一緒に来ていた主演の女の子が、スウェーデンで民族衣裳をつくる勉強をしてるんですけど、生地を探して欲しいって言うので、一緒にオカダヤ行ったり(笑)。
ー素晴らしいですね!
わー、このレストランの電飾すごいですね。こんな風になってるの知らなかったな。
ーすごい!私も店とか始めたらこうなっちゃいそうで怖い(笑)
もうすぐ公園着きますよ!もう閉まっちゃってるかな…?だいぶ日がくれて来ちゃいましたね。
ふらりと歩く受け皿のある町
ーいつもこの公園来るんですか?
いつもは来ないんですけど、1回仕事ですごく悩んでたときに来ました。
ー辛い時に来れる公園いいですね。後光が指してます。
広くて良い公園なんですよ。今日はもう閉まっちゃってますね。隅田川の川原のところも気持ちいいので、そっちも行きましょう!わたし本当に歩くのが好き過ぎて、歩くのが好きな人以外とは付き合えないくらい歩くのが好き過ぎるんです。
ー最高ですね(笑)
とにかく歩きたいから、日は暮れるなと思っていて。日が暮れるのも好きなんですけど。最近涼しくなってきて、歩きやすくなってきたから本当に歩きまくってます。
あれ良いカーブですね!カーブ好きなんですよわたし!
ーカーブが好きなんですか?カーブ女子ですね!
ーここいい景色ですね〜!デートスポット!だれもいないけど(笑)
夜はまっくらですね!ここも会社の仕事で悩んでた時に来ました。気づいたら町屋駅からここまでふらふらっと歩いてて。川原のところで一人お弁当食べて、そしたら会社のひとが心配して電話してくれて。それでいろいろと話しをして。次の日からは復活したんです。そのときぶりに来ました。
ーいい話ですね。悲しいときって自然に近い場所、水の近くとか行っちゃいますもんね。
ほんとそう!だから隅田川が近いところは町屋の好きなところですね。
ー今日はここまでですね。サリーちゃんありがとうございました!こんな面白い子がいたなんて!東京のユースカルチャーの中に!
嬉しい!(笑)ありがとうございました!
ーサリーちゃんも町屋も最高でした。
今度は高井戸のほうも歩きましょう!
都電荒川線「町屋駅前」駅 〜「荒川区役所前」駅
運賃:大人170円(IC 165円)
歩いた距離:約2,6Km
写真家、翻訳家、ライター。株式会社ガロモ代表取締役。最近、キュレーション&編集を担当した台湾ユースカルチャーに関するビジュアルブック「NEW RED」をリリース。
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instagram: @rottendotmari